十二ヶ岳 Junigadake (2007.12.15)
御坂山塊の西に位置し、河口湖から望むとそのでこぼこの山容で一目で十二ヶ岳とわかる山です。以前に春の雪解けの頃に行って以来でした。
春と違い冬の澄んだ空気の中、ずっと富士山をお供に毛無山からアップダウンの稜線歩きを繰り返し、十二ヶ岳の小さな頂に着きました。
毛無山へ
河口湖と西湖を結ぶ文化洞トンネル脇の駐車場に車を止め、毛無山へ登って行きます。殆どが急な斜面の尾根道です。途中の平らなところで休憩し、写真のように明るく気持ちの良い尾根を登って行きます。
尾根道の木々
もうすっかり葉を落とした木々も青空に向かって立っています。なんて気持ちの良い尾根歩きでしょう。青く澄み切った空とピーンと張った空気、それに落ち葉の香り、さらに急になった斜面を登って行きます。
岩場で
ゆっくり１時間半ほど登ると毛無山に着きました。そこから稜線を十二ヶ岳へ小さなアップダウンを１２回繰り返して行きます。最初に現れた岩場、ほんの数メートルの下降です。
十一ヶ岳で
小さなピークを越えて大きな十一ヶ岳までやってきました。ここから十二ヶ岳との間に付けられたつり橋へ急な斜面を下って行きます。
十一ヶ岳から十二ヶ岳
十一ヶ岳から一旦下り、見えている十二ヶ岳の急な斜面を登ります。
つり橋で
小さい不安定なつり橋を渡ります。以前は古くて心もとなかった橋を繋ぐ鎖が新しく付け替えてありましたが、それでも歩くと揺れますので向きを変えるのも大変です。
つり橋上の岩場
つり橋を渡ると山頂まで急な斜面が待っています。少し北側なので、太陽の光が届きません。地面には数日前の雪も薄っすらと残り、鎖や岩を掴む指先が凍りそうに冷たいので、手袋を二重にします。
十二ヶ岳からの下り
狭い山頂でお昼の鍋焼きうどんを食べました。下りは山頂から西湖へ直接出る道を下ります。すぐに急な斜面の下りでした。どんどん下って、休憩を取ると、目の前に「文化洞トンネル方面へ」という看板（注：上りで見える位置についているので、下って行くと見つけにくいです。）を見つけました。運良く西湖のはずれ文化洞トンネルへ出ることができました。
十一ヶ岳と十二ヶ岳
文化洞トンネル手前の集落へ下ってきました。振り返って見た十一ヶ岳（右）と十二ヶ岳（真ん中）です。登山口から毛無山まで１時間半、そこからアップダウンを１時間半で十二ヶ岳山頂へ、下りは頂から１時間でした。
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