白毛門

白毛門 Shiragamon (2008.6.7)

入梅後晴れの土曜日、谷川岳展望台、白毛門へ登りました。すっかり夏色の緑になった登山口から一旦川を渡ると、いきなりの急登が始まります。
登山道をふさぐように伸びている根っこに掴まりながらゆっくり登って行きました。樹林帯を抜けて、明るい尾根上に出ると、白毛門の山頂が望めました。

登山口道しるべ

土合駅を過ぎて、一旦踏み切りを渡り、道が左にカーブする所を右奥に入って行くと、広い駐車場があります。一番奥から少し下ると登山口を示す写真の道しるべがあります。すぐ前の橋を渡り登ります。

登山道

急登が続きます。尾根道の途中からは木の根の露出が目立ってきます。

蝉の抜け殻

登りながら、沢音と合唱するように春蝉が賑やかに鳴いていました。蝉の小さな抜け殻です。

登山道脇の木、多くの木々の根が地上に出ていました。尾根が痩せ細ったためでしょうか?

コイワカガミ

樹林帯を抜けて、周りの木々が潅木に変わる辺でコイワカガミがたくさん咲いていました。

松ノ木沢の頭手前岩場

尾根道から周りの山々の展望が開けてきました。大きな岩の唯一の鎖場です。

松ノ木沢の頭から谷川岳

深い谷を隔てて反対側の谷川岳の展望です。真ん中の一ノ倉沢にはまだ多く雪渓が残ります。

松ノ木沢の頭から白毛門

ここから初めて白毛門山頂を望むことができました。あと1時間の登りで山頂です。

白毛門山頂を望む

少しずつ山頂に近づきます。この辺りから道の脇にはかわいい花が咲いて、目を楽しませてくれました。

山頂へ

狭い稜線を登ってきました。大きな岩の横を通ります。

フデリンドウ

山頂が近くなるといたるところにフデリンドウが咲いていましたが、あまりに小さいこの花に気づく登山者は少ないようです。

山頂から谷川岳

山頂からはすばらしい展望です。目の前の谷川岳の深くえぐれた岩壁を眺めると改めて岩の山であることが分かります。

山頂から武能岳

稜線を谷川岳から北へ辿り最初の山、武能岳です。

山頂から笠ヶ岳

白毛門の稜線の延長線上にある笠ヶ岳です。

山頂から日光白根山方面

白毛門山頂から東側展望です。雲がかかっていますが一番高い日光白根山を初め、至仏山、上州武尊山などが見えています。

山頂から谷川岳一ノ倉沢

一ノ倉沢を望遠で覗くと沢の両側の岩壁が不気味です。

山頂で

静かな山頂でお昼をゆっくり食べました。私たちが下山しようとしたところ、ちょうど到着された方にお願いして記念撮影です。

稜線の花

岩の陰に咲いていた花、鮮やかな黄色に目を奪われました。

稜線の花

ミツバツツジでしょうか、まだ咲いているものもありましたが、シャクナゲと同じように時期を過ぎたものが殆どでした。

稜線の花

いたるところで咲いていたモクレン?それともコブシ? 数少ない大きな花でした。登山道は分かりやすいのですが、一本道の急登が続きます。登りは松ノ木沢の頭まで2時間半、そこから1時間で山頂でした。下りは松ノ木沢の頭まで50分、そこから登山口まで1時間半ちょっとでした。 山頂で360度の動画を撮ってみました。こちらです。白毛門展望へ

写真をクリックすると大きく表示されます。 (Please click the image to enlarge it.)

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